ぼちぼち冬支度、ということで、色々買った。
最初は冬靴から。

ショップに行き、この靴を持った。
”軽い！”
その軽さに惚れ、買ってしまった。
というか、一点買いのつもりでショップに行った、のが本音…。

分解。

シューズ内には、

• フッドベッド
• インナーレイヤー？

の二点が入っている。

インナーレイヤーは画像の如く脱着式で、シューズ内ではこのベクロで固定する。

インナーレイヤーは、シューズ内ではこんな感じで収まっている。

雪が詰まる、靴紐辺りのアッパーを保温をしているわけだ。

この窪みに直に当たる部分は、マイクロファイバーのパッドを充てており、保温層を確保している。

インナーレイヤー裏面も同仕様。

フッドベッド。

はっきり言って、フッドベッドはかなり物足りない。

なぜならペラペラだからだ。

一回使ってみて、不足を感じるようなら換装。

アッパーは、ペルワンガー社製3ミリ防水加工レザー。
＊ペルワンガー社ホームページ：Perwanger

ペルワンガー社は、スポルティバの前身か？それとも子会社か？防水レザーの老舗。

アウトソールはビブラムだが、汎用品ではなくスポルティバとの共同開発仕様。

ソールに採用されている”インパクトブレーキシステム”がスポルティバの専売特許だからかな？

インパクトブレーキシステムとは、これ。

このように、デコボコとブロックを並べると、いいことがあるようだ。

ミッドソールは極めて薄い…。

徹底的な軽量化、ということで、こうなったんだろうが、大丈夫だろうか…。

靴紐について

まあ、ここまで普通に結ぶのですが、金具に仕掛けがありまして…。

この金具のところまで靴紐を締めた後、紐をグッと締める。

すると、金具が締まりロックされる。

更に上へと締めようとすると、ここがある。

ここは紐をクロスさせて締める。

で、上まで紐を編み込み完成。

お恥ずかしながら、紐の締め方をキチンと教わったことがなかったので、備忘録として掲載。

3D FLEXシステムについて

スポルティバのハイカットシューズでよく採用されている「3D FLEXシステム」。
”何を大袈裟な…”と思っていたが、素晴らしかった。

つまりですね、足首の動きが妨げられない。

これを強く前傾姿勢を取るとこうなる。

別に、大して力は入れていない。

マルチダイレクションヒンジは、”安定を損なわず足首の自然な動きを妨げません”というキャッチコピーのままだった。

スポルティバ「ネパールキューブGTX」+グリベル「G12 NewMatic」について

今まで、スカルパ「シャルモ」用に使っていた、グリベル「G12 NewMatic」のジョイントプレートをノーマルのものに換装し、スポルティバ「ネパールキューブGTX」にあててみた。

そのマッチングは素晴らしい…。

フロント。

フロント②．

ほとんど隙間が空いていない。

ビンディングの湾曲までピッタリ合う。

プレートの長さも、ギリギリ、ビンディングで押し込める長さで、ピッタリフィットする。

最後に

重量確認。

1013g。
一キロか…。
私のシューズサイズは”44”。
スポルティバジャパン掲載の公式重量は、約890g。
本家スポルティバ掲載の公式重量は、894g。
いづれも、基準サイズは不明。

このシューズにアイゼンを乗せれば片足1.5kgだな。

カタログデータ

さらなる軽さと強度を目指したネパールシリーズの新作。アッパーにカーボンテックハニカムインソールを採用し、適材適所に硬さと柔らかさを持たせています。サーマルフットベッドにより保温力を確保。軽量金属パーツをセレクトするなど、徹底的な軽量化がはかられています。ベルクロでタンの位置を調整できるEZOUT技術はフィットをより正確にでき、表面のメッシュ地で効果的な汗処理を。独自の3Dフレックスシステムも継承されています。

アッパー	ペルワンガー社 3ミリ防水加工レザー
ライニング	GORE-TEX デュラサーモ
ソール	ビブラム（リソール可）、インパクトブレーキシステム
サイズ	36～48
重さ（1/2 ペア）	約890g

【価格】85,000円（＊スポルティバ「ネパールキューブGTX」の最新相場はこちら）