ペツル「エリオス」について(概要)

ヘルメットを買った。
しかし、ヘルメットについて大した知識がないので、”こんなの買ったんだ”位で見てください。

内部。
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”ヘルメット”といえば、バイク用のフルフェイスを買ったことがある位か?
その時の知識では、”落としてはダメ”というものだった。
重いフルフェイスのヘルメットを落とした場合、その内部の発泡樹脂はその衝撃の程度により潰れてしまい、その潰れた部分は耐衝撃性能が低下する。

それに対し、今回購入した登山用ヘルメットは軽い。
外側は軽く固いABS樹脂に覆われており、落とした位では、この発泡樹脂が潰れてしまうリスクは低いだろう。

この発泡樹脂は、ベンチレーション用の穴がいっぱい開いている。
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通気口外側。
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側頭部に設けられた通気口は、蓋の仕組みがある。
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これにより、簡易ながら雨、雪の侵入を防ぐことができる。

ただし、後頭部の通気口は蓋無し。
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店員さんの説明によると、通気口に蓋の仕組みがあるのは、他メーカーも含め、このペツル「エリオス」だけらしい。
しかし、この仕組みの分、当然ながら重量は増える。

エリオスの説明書きによると、冒頭に”汎用性と耐久性に優れた…”とあるので、重量は二の次、ということか。
まあ、初めてヘルメットを買う人間には”汎用性と耐久性”は重要なキーワードか。
どうしても軽いヘルメットが欲しければ、重量がエリオスの約半分のものがペツルからも売りに出ている。

頭部とヘルメットが接するのは、基本、頭部全面だが、ピンポイント的には、

  • 前頭部
  • 頭頂部
  • 後頭部

ということになる。

前頭部及び頭頂部にはこのウレタンが当たる。
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このウレタンはベクロで固定されており、取り外し可能。
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取り外してクリーニングすることができるし、これ単体でパーツとして販売されているらしい。

後頭部には、このフレーム(ヘッドバンド)が当たる。
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このヘッドバンドにアジャスター(ヘッドバンド調節ボタン)が備わっており、このように頭部のサイズを調節することができる。
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他、補助的?な接点としては、後頭部のストラップ。
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及び、ヘッドバンド側頭部がある。
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このヘッドバンドはプラ製で、一見、固そうに見えるが、非常に柔らかく、頭の形状に合わせて変形するので、側頭部に圧迫は気になるほどではない。
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ヘッドライトの固定について

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ペツル社製のヘルメットには、全て標準装備かと思いますが…。

ヘルメット側面に、ライトのヘッドバンド固定用のバックルが付いています。
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さっそく”固定”。
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後部バックル。
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バックルの口は下を向いていおり、ヘッドライトのバンドが仮にこのバックルから外れたとしても、それは下にしか外れない。
つまり、ヘッドライトのバンドが外れたとしても、ヘッドライトが落ちる先は”首”であり、このバックルの効果によりライトを紛失するリスクは限りなく低くなる、ということです。

カタログデータ

汎用性と耐久性に優れた『エリオス』は、クライミングやマウンテニアリング、ケイビング、ヴィアフェラータ、キャニオニング等、様々なアクティビティで使用できます。ABS 樹脂製のシェルとポリスチレンフォームライナーを採用し、衝撃吸収性能に優れています。調節機能が高く、様々な頭部の形状に対応します。通気孔にはスライド式シャッターが付いており、状況に応じて開閉することができます。
『ビジョン』取付可能

カラーは 3種類:
イエロー、ブルー、ホワイト
【重量】300g(サイズ1)、330g(サイズ2)
【ヘッドバンドサイズ】48 – 56 cm(サイズ1)、53 – 61 cm(サイズ2)
【耐用年数】10年
【使用温度域】-30~50℃
【価格】10500円(税別)(*ペツル「エリオス」の最新相場はこちら

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