先日の夜(2011.3.15)22:31のこと。
既に就寝中だった私は、携帯電話へ到着した”緊急地震速報”の警報音で目を覚まし、続いて起こった揺れで体中に緊張が走りました。
揺れが治まると、脳裏に浮かんだのは”服”の心配。
なにしろ就寝中の私の恰好はパンツとTシャツのみ。
そんな恰好で、外に出るのがハズカシイのはともかく”この恰好で外に出たらさぞ寒いだろう”ということでした。
その後30分程様子をみていましたが、どうやら地震も治まった様子。
まだ、各地で余震が続いていますが就寝中の地震に備えて、まさか服を着たまま寝るわけにもいかず、また、”服”の不安を抱えながら寝て、また同じ想いをさせられるのもイヤなので、服をパックしてザックに入れておく作戦をとることにしました。
で、翌日にさっそくスタッフバックを購入するべく”モンベル「横浜ベイサイド店」”に向かう。
訪れた”横浜ベイサイドマリーナ”は定休日かと思わせる位ガラガラでした(2011.3.16 10:38)。
目的のスタッフバックを購入し、自宅でマジマジと見てみる。
表面については、冒頭に掲載の写真のとおりです。
なぜか?モンベルの”オンラインショップ”を見ても、「GORE-TEXスタッフバッグ」についての情報がほとんど掲載されてなく、わずかに掲載されているのは”1.0L”サイズが写真無しで掲載があるのみ。
モンベル「横浜ベイサイド店」内の在庫は多サイズがあります。
冒頭の写真で、一番サイズが大きいのが”4.0L”。
中位の赤色が”1.5L”。
最少サイズの青が”1.0L”になります。
なお、4.0Lは衣類のパッキングに利用しますが、1.5Lは、インナーダウン収納用。
1.0Lは、予備のウールソックス・ウール手袋収納用です。
クドイですが、私が購入したスタッフバッグの素材はゴアテックスを採用しており、これは、万一ザック内が雨で浸水しても衣類が濡れないようにする為の配慮です。
スタッフバックを裏返すとこうなっています。
スタッフバックだからといって一切手抜きはなく、縫目に沿ってキッチリ、シームテープが張られています。
切れ目がある弱い部分にはシカッリと補強で縫目が入ってます。
コードロックは省略されているので、必要な方は別売品を購入する必要があります。
私の場合は、使っていないスタッフバックのものをバラし再利用しました。
今回は、この”モンベル「GORE-TEXスタッフバッグ」”について、
①防水性能の確認
②ボリュームの確認
をしてみたいと思います。
まずは、防水性能の確認。
4.0Lサイズのスタッフバックに500mlのペットボトルを入れ、風呂に浮かべる。
で、どの位浸水するか確認してみたいと思います。
…10分経過後に、スタッフバックを裏返して確認。
水は侵入しておりませんでした。
ただし、最も水深が深くなり、ペットボトルで圧迫される底の部分はホンノリ湿っています。
この湿っている部分も、水から引き揚げた後、2~3分位すると内側の湿り気はほとんどなくなります。
ビニール袋ではないので、この状態で水が浸入してこないのは私的には大満足な結果です。
次は、ボリュームの確認。
これは、いままでの私の経験則上問題ないのは分かっておりましたが、念の為、掲載します。
まず、4.0Lのスタッフバックに入れたいのは以下の衣類です。
①薄手のフリース
②長T
③Tシャツ
④薄手のトレッキングパンツ
⑤中厚手の靴下
これをパッキングするとこうなります。
これを家族分造り、ザック内に他、必要なものを含めて入れておく。
いざ、という時にはザックだけ持てば取りあえず一安心、と、なります。
これで多少はゆっくり就寝できるか?
巨大地震が発生した際、ザックを持ち出す余裕があることを祈るばかりです。
カタログデータ
なし
【価格】1.0L:900円 1.5L:1000円 4.0L:1300円(*モンベル「GORE-TEXスタッフバッグ」の最新相場はコチラ)