ガーミン「オレゴン450TC」について(各電池持続時間確認実験)

前回、サンヨー「HR-3UG-2BP」を購入し、ガーミン「オレゴン450TC」について電池持続時間を含めて実験(ガーミン「オレゴン450TC」について(標準モード、MSAS/MAASモード電池消費量確認実験))してみましたが、電池についていろいろ調べていると興味深い電池がもう一つあり、併せて購入しておりました。

それは、

エナジャイザー「FR6ELU」。
エナジャイザー「FR6ELU」

この電池。
私が調べてみる限り、単三型乾電池として市販されている唯一の”リチウム電池”です。
その使用可能温度域は、驚異の-40℃~60℃!!。
厳冬期の富士山でも対応できちゃいそうです。
今回は、その他各種電池を織り交ぜてそれぞれ持続時間を確認してみようと思います。

その他電池第一号は、これ、

パナソニック「HHR-3LVS」。
パナソニック「HHR-3LVS」

ガーミン「オレゴン450TC」の購入にあたり、あわせて購入した”ニッケル水素電池”です。
使用した結果、あまりの持続時間の短さに絶望し、以後使用しておりませんでした。

第二号は、これ、

パナソニック「LR6EJ」。
パナソニック「LR6EJ」

アルカリ電池です。
サンヨー「HR-3UG-2BP」を購入するまでは、これを一般的に使用してました。
特徴は、推奨使用期限が10年とパナソニック曰く”世界№1”。
現在でも、私の登山中の常備品”エマージェンシーセット袋”内にはこれを忍ばせております。
実験環境は、自宅マンションで室温概ね18℃~20℃。

ガーミン「オレゴン450TC」の設定状況は、
①GPSモード:標準
②節電:オン
③バックライト:オフ
④軌跡記録間隔:最低
⑤電池タイプ:それぞれによる

各電池をガーミン「オレゴン450TC」にセットし、電源ON。
そのまま放置し、電池が無くなるまでログを記録させ、その記録時間の長さで電池持続時間を確認する方法。

で、結果は以下の通りとなりました。

電池 持続時間
サンヨー「HR-3UG-2BP」 23時間36分*前回実験による
エナジャイザー「FR6ELU」 31時間32分
パナソニック「LR6EJ」 19時間26分
パナソニック「HHR-3LVS」 8時間57分

と、エナジャイザー。

驚異的な結果をたたき出しております。
持続時間は、ガーミン「オレゴン450TC」のカタログデータのほぼ2倍でした。
で、案の定、パナソニック「LR6EJ」については予想通りで、この電池を低温化に持ち出して利用しても”登山中”としてはほとんど使い物にならず、登山中の持続時間が5時間程というのもうなずける結果となりました。

それにしても・・・。
・・・エナジャイザー恐るべし。

Ps.電池持続時間、ログ取得ポイント総数について(2011.6.21)
本実験の際、オレゴン450TCの「記録方法」の設定は「自動」です。
この場合、移動速度、時間によりオートでログ記録間隔を調整しています。
(例えば、休憩等でほとんど移動していない時はログ記録間隔は広がり、移動速度が速いと、ログ記録間隔は狭まります。)

本記事では、オレゴン450TCを一定箇所に放置しての実験なので、実際の山行においてのログ取得間隔は、本記事に記載しているデータとかなり隔たりがあり、ログ取得間隔は狭まります。
遵って、電池持続時間にも影響を及ぼすものと思われますので、あくまで”参考”ということで、本記事を閲覧ください。

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