使用期間:約1年
引退理由:摩耗・損耗
先日、登山中にスパッツのドローコードを木の枝に引っ掛けて、切ってしまった。
このスパッツは、イスカ「ゴアテックス ライトスパッツ」。
私が長年、愛用してきたものだ。
このスパッツの上部固定はドローコードを締め上げることで下にずり落ちないような仕組みになっている。
このドローコードは外部外向きに配されており、ドローコードを締め上げるとサイド外部にドローコードの輪ができあがる。
この輪について”いつか、どこかに引っ掛けるな…”と思っていました。
上記の経験をしたばかりの私はバーグハウスのスパッツを新調してみた。
バーグハウスのスパッツに興味をそそられたのはこの部分です。
スパッツ上部固定はドローコードによるものではなく、このテープを締め上げることで行う。
締め上げた分だけテープは伸びるが、それが輪になることはない。
スパッツ内側。
スパッツ上部と下部で別々の生地が配されており、上部のみゴアテックス採用。
スパッツ裾部分にはゴムが仕込まれており、これで、登山靴に密着させる。
反面、上部にはゴムが仕込まれておらず、テープを締め上げることのみで固定する。
ソール側固定具。
ソール側の固定具は、イスカの場合、ほぼコード剥き出しだったが、こちらはチューブによる保護有り。
なお、スタッフバック同梱。
最後に重量確認。
スタッフバック込で146g。
ざっと、こんな内容です。
実装
まずは、気になっていた部分から。
スパッツ上部の固定をイスカ式のドローコードを締め上げるタイプから、バーグハウス式のテープを締め上げるタイプを購入してみた。
私の場合、実際、テープを締め上げると、前掲画像位の余りがでる。
このテープの厚みは薄い。
結果、この薄いテープを締め上げるとこんな感じとなる。
ヨレる。
テープを締め上げると、スパッツ上部の生地はアコーディオンのように蛇腹状に圧縮される。
この蛇腹状に弾力が生じ、一種、ゴムかのような効果が生じる。
この効果により、ピッチピチにテープを締め上げることなくフィットし、スパッツが下にずれてくることは無い。
裾はこんな感じできつくもなく、緩くもなくフィットする。
イスカのスパッツの場合、センター辺りがゴムで絞られており、バタつき感が少ない。
バーグハウスの場合はこのような仕組みはなく、バタつく感じはイスカに慣れた身では多少違和感有り。
ジッパーは外側サイドに配されている。
なお、イスカの場合は真後ろ。
真後ろに配されている理由は恐らく、真後ろが最も外部からのダメージを受けづらく、不測の事態でのジッパー故障リスク軽減と為と思われるが、装着はし辛い。
サイドであれば装着はし易いが、ダメージの問題ではリスクが増える。
このジッパーは止水という訳ではない。
結果、ゴアテックスが採用されていようとも、このジッパーに直接水を当てれば、いとも簡単に水は内部に侵入する。
しかし、ジッパーの仕様はイスカも同様。
最後に。
バーグハウスのこのスパッツはフリーサイズではありません。
購入時は要注意!
なお、イスカはフリーサイズです。
カタログデータ
【カラー】6種類
【重量】146g
【価格】4410円(*バーグハウス「ゴアテックス®ライトゲイター」の最新相場はコチラ)