2013.2.12。
ようやく”Android版”アプリで「山と高原地図」がリリースされました。
さっそくダウンロードして試してみる。
初期画面。
サイトの説明によると、お試し版として「高尾山」が無料ダウンロード可能とのこと。
で、さっそく地図を開いてみる。
縮小いっぱい。
拡大いっぱい。
いつもの見慣れたこのフォーマットで、違和感無し!
コースタイムの省略もなし。
なお、エリア外になるとこんな表示となります。
職場で操作しているので、現在位置等表示はありませんが、このアプリを現場で起動させれば地図上に、現在位置の表示はむろんのこと、移動軌跡も表示させることが可能となります。
他、山旅ロガー・地図ロイドには無い機能として、こんなのがあります。
◎交通機関情報
◎観光問合せ情報
この辺りは大手地図会社作成だけに、情報が細かい。
操作は簡単!
地図買って、最も単純には”ルート記録開始”ボタンを押すだけ。
初期設定のままであれば、ルート記録を開始すれば、
- 現在地
- 移動軌跡
- 進行方向
が地図上に表示される。
また、移動軌跡についてはオートで保存されます。
他、地図ロイドになれていると”欲しい!”と思わされる機能が、
- ヘディングアップ
- 画面横向きへの対応
地図表示は画面上が北で固定となっており、進行方向が上に設定できない。
その代り”サーチライト”なる機能が備わっており、スマートフォンを向けている方向を画面上に表示させることが可能となっています(初期設定)。
また、シチュエーションによっては、画面横向きの方が見やすい時もありますが、画面を横にしても表示はなにも変わりません。
GPSトラックデータの取込みについて
本アプリに”GPX”ファイルの取込みが可能な仕様となっております。
GPXファイルを取込むことで、山行予定ルートをアプリ地図上に予め表示が可能となります。
使用例としては、ヤマレコで他者の山行記録を見て、同ルートを歩いてみたい場合、ヤマレコよりGPXファイルをダウンロードし、同データを空メールに添付しスマートフォンに送る。
空メールに添付されているGPXファイルを開こうとすると、このようになります。
で、「山と高原地図」を選択すると、このようになります。
このようにデータを取り込むことで、道迷い防止に一役かいます。
収録エリアについて
本記事作成日現在、「山と高原地図」作成エリアを100%カバーしておらず、歯抜けになっています。
画面をよく見ると”2013年版”となっているので、新年度版の地図が作成されれば順次、アプリ版にも反映されてくると思われます。
細かい操作方法について
本記事作成日現在、Androidアプリ版についてはマニュアルは”準備中”となっています。
iphoneアプリ版についてはマニュアルが作成されており、基本、同仕様なのでこちらが参考になります。
*ipone版アプリマニュアル:http://www.mapple-on.jp/products/yamachizu/pdf/yamatokogen_howto_guide_20121101.pdf
ipone版アプリとの違いについて
はやり、本記事作成日現在での情報ですが、ヤマレコとのリンクによる「ヤマレコへ直接投稿」の機能はありません。
使ってみた感想は、”取っつきやすい!”の一言。
ご年配の方で”スマートフォンの取扱いに自信がない…”という方、「山と高原地図」未収録コースは歩かないという方にはピッタリ、な感じです。