グリベル「エアーテックエヴォリューション」+モンベル「2ウェイピッケルリーシュ」(ピッケルバンド換装)

山と渓谷2010.11号、巻末の記事でピッケルバンドについて特集していました。
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この記事で最も評価が高かったのが”モンベル「2ウェイピッケルリーシュ」”。
一本差しの私は”アックスを購入したあかつきには…”、このピッケルバンドに換装しよう、と以前より考えていた次第です。

開封。
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山と渓谷の記事において、このピッケルバンドの評価が高かった理由は、その商品名の如く、ハンドリーシュにもなり、肩掛けにもなり、と2通りの使い方ができる。
モンベルらしいアイデア商品っぷり、といったところです。
エヴォリューション付属のピッケルバンドも同記事上での評価は高かったのですが、私の場合、2本差しではないので取り回しやすさを優先し、肩掛けタイプのピッケルバンドを新調しました。

まずは、既存のバンドを取り外さなければならない。
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このピッケルバンドは「ニューロングリーシュ」との商品名で別売りされておりますが、なかなか、複雑な手順で固定されている。
前掲画像は私自身の備忘録を兼ね掲載。

で、モンベル「2ウェイピッケルリーシュ」に換装。
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こちらの固定についてはグリベルのように複雑なことはなく、ループにコードを通すだけ。
言い方を変えれば、グリベルの固定のようにガッチガチに固定するわけではないのですが、ハンドリーシュ部分は”エラスティックコード(ゴム?)”の効果により波打っている。
この”波”がズレ防止に一役買っており、意外に?ループはガッチリ固定され、滅多なことでループが緩むことはなさそうです。
なお、”エラスティックコード(ゴム?)”の内部ゴムが切断しても外皮は厚めのナイロンなので、いきなりブチン!とコードが切れることはない。

で、”ハンドリーシュ”として使用する場合はこんな感じ。
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新品時でセットされている長さはこんな感じ。
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なお、アックスの長さは53cmです。

ハンドリーシュと肩掛けバンドは、このカラビナ?で接続する。
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このカラビナ?は、ま、キーホルダーかのようで貧弱に見える。
気に入らなければ、これは要換装。
なお、取扱説明書の注意書きでは”登攀用具ではありません!”と記載されています。

オマケの機能でこんなのがある。
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ピッケルホルダー。
ただし、肩掛けの輪の一部にループが設けられているだけなので、はっきり言ってアックスがブラブラする。
使いやすいか?は不明です。

さて。

最後にこの長い紐をどのように纏め上げるか?
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例えば、こんな感じです。

1.シャフト上部にグルグルと巻きつける。
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2.途中よりヘッドにクロスさせて巻きつけ、余った端は巻いたクロスに絡め締め上げる。
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完成!

*グリベル「エアーテックエヴォリューション」の概要記事はコチラ:グリベル「エアーテックエヴォリューション」について(シャフト長考察)

カタログデータ

ハンドリーシュに付属のショルダーループを取り付けることでショルダータイプとしても使用できる、2WAY仕様のピッケル用流れ止めです。手首へのフィット感は片手で簡単に調節可能。ハンドリーシュにはエラスティックコードを採用しているため、余分なたるみを作らず、行動中にも絡みにくくなっています。また、ピッケルを使用しないときは、ホルダーループにピッケルを掛けておくことが可能です。
【素材】ナイロン
【重量】80g
【カラー】ブラック(BK)/ ディープサファイア(DPSA)
【価格】1800円(税込)(*モンベル「2ウェイピッケルリーシュ」の最新相場はコチラ

グリベル「エアーテックエヴォリューショ」 *グリベル「エアーテックエボリューション」の最新相場はコチラ

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