トランギア「アルコールバーナー」購入後、すっかりこのネタが保留されておりましたが…。
今回は、このアルコールーバーナー用に風防を購入してみましたので、ご報告いたします。
アルコールバーナーの風防についてネットで調べていると、トランギア製はゴッツク、重い。
極力軽くしようと考え、自作される方も多いようです。
不器用な私は風防について自作する気になれず、市販物で”安くて軽い!”なにか適当なものがないか?探していたところ今回の商品が目に付き、購入してみた次第です。
開封。
この商品について、各ネットショップ上で重量表記がマチマチになっており、”135g”と表示されているのを見かけますが、その重量38g。
ペラペラのアルミのプレートで、曲げようと思えば親指と人差し指の二本の力で可能です。
組立て。
さっそくトランギア「アルコールバーナー」と組合せてみる。
VARGOはアルコールバーナーのメーカーで、バーナーのみならず食器類、風防も併せて製造している。
そのお陰か?トランギア「アルコールバーナー」と組み合わせても適度なクリアランスがありつつピッタリフィットする。
この”風防”の使用方法の想定はこんな感じ。
ゴトク兼用です。
ペラペラのプレートですが、この位の重量を支えるのは問題なさそう。
乗せているクッカーは”モンベル「チタンクッカー#1D」。
このクッカーの直径は110mmで、これより小さいと乗せるのはちょっとキビシイです。
なお、トランギア「アルコールバーナー」+エバニュー「十字ゴトク」+バーゴ「ウインドスクリーン」の組合せも可能です。
この組合せに”モンベル「チタンマグ450」”を乗せるとこんな感じ。
プレートの切れ目に取っ手を配置することになります。
火力確認実験
以前に、風防無しで300cc沸騰させるのにいか程時間を要するか確認し、結果、8分26秒要していました。
*使用のクッカーは”モンベル「チタンカップ450」”。コールドスタート。
バーナーを風防で囲むことで、炎がクッカーへ集約されることのみならず、輻射熱でバーナーのプレヒートが促進されることが期待できる。
さっそく点火!
期待とおり、炎が全開になるタイミングは前回より大分早い様子。
結果は6分40秒でした。
なお、使用後の”スクリーン”の状況。
使用イッパツでこのような状況となりました。
アルミのプレートは黄金色に焼け、塗料は蒸発した様子。
まあ、使い込んだ感がでて、カッコ良くはある。
耐風性能確認
この風防でバーナーを囲むことで、耐風性能の向上も期待できる。
で、まだ仕舞っていないコイツで風をあててみる。
扇風機とバーナーの距離は概ね50cmほど。
風量”弱”。
風量”中”。
風量”強”。
風量”強”裏より。
風防なしで扇風機の風をあてたならば、炎が消えてしまうか、風下へ流れてしまい”加熱”についてまったく用をなさない状況となってしまいますが、風防があれば、風量が”強”であったとしても加熱することは問題ない。
ただし、風によりアルコールの気化が促進され、燃費は相当悪い。
注意点
前掲画像は、プレート接続部分になります。
プレート間は針金状のこの棒を指し込んで固定しているだけで、落下防止策はなし。
ちょっとしたプレートの畳み方の度合いで”スルッ”と抜ける可能性があります。
カタログデータ
アルミニウム製のウインドスクリーン兼五徳。ナチュラル(シルバー)と、おしゃれなブラック・ブルーの3色展開です。
【高さ】81mm
【幅(全開時)】416mm
【重量】38g
【価格】1575円(*バーゴ「アルミニウムウインドスクリーン」の最新相場はコチラ)