先日登った日本二百名山「大無間山」でのこと。
小無間避難小屋でお泊りしましたが、小屋内でライトを頭に付けていると蛾やら羽虫が私の顔面に激突してくる。
”まいったな…”と感じた私は、私がいる場所と正反対の位置にライトを置き、そこへ羽虫を追いやるのと、室内全体を照明することにしました。
今回は、その際気づいた点をご報告いたします。
回りくどい前置をいたしましたが…。
このライト本体の形状は絶妙で、置くだけで転がることもなく安定し、上向き、下向きに照明可能です。
下向きの場合はこんな感じ。
下向き時の照射角度はこれ位。
小屋内ではこの状態でサッシ枠際に置き、室内全体を照明していました。
上向きの場合はこんな感じ。
上向き時の照射角度はこれ位。
この使い方は、例えば、部屋隅床のコーナーに置くとか?そんな感じだと室内全体を照明可能と思われます。
前掲写真は全て、照射モードは最大モード(50lm)になっていますが、実際の使用において最大モードだと電池が勿体ないので、エコノミーモードで使用していました。
ペツルのティカ・ジプカシリーズの本体はオムスビ型をしている。
オムスビ型なので置いても安定し、ひっくり返しても安定している。
置く面を変えることで、照射角度が変わり上に挙げたように使い勝手が良い。
特に「ジプカ」シリーズであればバンドリール巻取り式で、設置する場所を選ばない。
一人小屋で酔っぱらっていたからかな?
この形状について妙に感心させられたので記事にしてみました。
なお、私が所有している「ジプカプラス2」は旧型。
新型ジプカプラス2のスペックは以下のようになっています。
光束 | 70 ルーメン | |
---|---|---|
ビームパターン | ワイド | |
最大 | エコノミー | |
照射時間 | 58 時間 | 185 時間 |
照射距離 t=0 | 40 m | 14 m |
重量: 71 g (電池含む)
保護性能: IPX4 (全天候型)
単4アルカリ電池3本使用 (付属)
リチウム電池使用可能
旧型との比較でいえば、
- 光束は50ルーメン → 70ルーメン
- 最大照射時間は140時間 → 185時間
となっており、ハイアウトプット白色LEDが高性能のものに変更になったのか?パワフルになったにも係らず省電力!!
ちょっとクドイですが、ペツル「ミオXP」では単三3本使って最大モード85ルーメンでしたから今やこのシリーズと差ほど変わらない性能を単四3本で達成している。
70ルーメンと、185時間は魅力的ですね~。
*注意点:某登山用品店において、旧型と新型が混じって販売されているのを見かけました。
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平日の小屋って、誰もいないのですね。
週末は、ドラム缶半分の小さな避難小屋でも、誰かしら見かけます。
ライトの照射時間が延びて高性能化していくのは、大変魅力的です。
しかし、いつまでも電池が無くならないので、入れっぱなしの状態で使用してます。
電池の入れ替え的タイミングの問題が悩ましいです。
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tomさん>
おはようございます。
当日は、小屋どころか2日間誰とも会わず、行き帰り共、駐車されている車で登山者らしきものは私のみでした。
平日登山は淋しいもんです。
LEDが一般化してより、ライトの性能向上は目覚ましいものがあり、私も電池交換のタイミングは悩ましいです。
結果、中途半場に使った電池1~2本がザック内でいつもゴロゴロしています。