先日、ドイター「スペクトロAC24」について防水性能の確認をとりましたが、このザックは防水性能について難がある。
＊ドイター「スペクトロAC24」の防水性能確認記事はコチラ　→　ドイター「スペクトロAC24」について（防水性能確認実験）

その対策として、ザックカバーを新調した次第です。

ドイターからもザックカバーが販売されているのですが、ドイター製のザックの為に新調したザックカバーは”モンベル「ジャストフィットパックカバー25」 ”です。
同ザックカバーで別サイズのものを既に所有しており、その使用感の良さから”ドイター「スペクトロAC24」”用に25Lサイズを新調しました。

使用感の良さとは？

一言で言えば”簡単”に取付けが可能です。

開封

このザックカバーを収納するスタッフバックは本体から外れない。

このスタッフバックは冒頭掲載の画像のように極小ですが、この仕組みにより紛失する可能性は皆無で気がきいている。

シームテープ

外周に配されているドローコード埋込み部分以外の全ての縫目はシームテープで処理されており、防水性も問題なし。

私の場合、日帰り登山がメイン。
しかも、天気が悪ければ滅多なことで山に入ることも無い。
そんなことで・・・。
私の記憶では、最後にザックカバーを使用したのは4～5年位前のことになります。

なにを言いたいか？と申しますと、私にとって滅多に出番がくることがないザックカバーの取扱いが複雑だと”これ、どうやってザックに固定するの？”となってしまいます。
”良かれ”との目的で、ガッチリ、ザックに固定できるタイプのカバーは大抵、ストラップ類が多い。
当然ながらその分”どんな風が吹いても絶対外れない”ような仕組みであったり、少しでも多い面積をカバーする為の仕組みだったりするのですが、滅多に使わないザックカバーなのでストラップ類が多いと装着するのに間誤付き、ヘタすると上下すら”どっち？”となったことが過去にありました。

このモンベルのザックカバーの構造は極めてシンプル。

しかも、極小、超軽量！！

取付けは３ステップのみです。

ステップ1

ザック持ち手部分にザックカバー上部を固定する。

こうなっているのを・・・。

↓

このように固定する。

ステップ2

ザックカバー中ほどにあるストラップをザックの腹に固定する。

画像で見やすいようにメッシュパネル上にストラップを固定していますが、メッシュパネル下にストラップを配した方が、当然ながら背中に与える違和感は少ない。

ステップ3

ザックのお尻にカバーを巻く。

底部の穴はザックカバー内に水が溜まった際の排水口。

以上。

装着完了！！

装着に要する時間は概ね30秒位。
久々にこのザックカバーを手にとっても、取付方法で間誤付くことはありません。

ザックカバー上部

細かいフィッティングは、上部に設けられたドローコードで調節可能。
その根元の縫目は前掲画像のようにシーム処理されています。

背面

このザックカバーの構造上、風に弱いのはこの白丸部分。
なにもホールドされておらず、引っ掛けているだけです。
猛烈な向い風の中を歩けば、ザックとザックカバーの間に風を含み、外れる可能性はあります。
しかし、外れたとしてもザック腹部で固定しているストラップがあるので”飛んでどっかに行っちゃった・・・”ということにはなりませんし、そんな強い風の中を歩くケースって・・・。
普通は、どこかで”待機”していると思います。

このザックカバーは、別サイズで以前より所有しておりましたが、今回新調したこともあり、優れものなのでご紹介してみました。

カタログデータ（25Lサイズ）

極薄生地の表面にシリコン・コーティングを施し、十分な引き裂き強度を持ちながら、大幅なコンパクト化を実現。パックのサイドポケットなどに常備・携帯するのに便利です。独自のジャストフィットシステムを備え、荷物の量に合わせてパックにぴったりとフィットし、強風時もバタつかないカバーです。スタッフバッグつき。
【素材】40デニール・ナイロン・リップストップ（表面：シリコン・コーティング／裏面ポリウレタン・コーティング）
【重量】80g
【カラー】ディープサファイア(DPSA)/ ゴールデンオレンジ(GDOG)/ オペラ(OPERA)/ レッドブリック(RDBR)/ シルバー(SV)/ タイム(THYM)
【収納サイズ】8.5Ｘ6Ｘ3cm
【価格】1800円(税込)（＊モンベル「ジャストフィットパックカバー」の最新相場はコチラ）