モンベル「U.L.スーパースパイラルダウンハガー #3」について(概要)

今回はお泊りセット第二弾、”シェラフ”です。
”シェラフ”について、大して知識がない私は無難に”モンベル”製で、かつ、3シーズン用を購入してみた次第です。

開封。
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内容物はシェラフの他、保管用のストレージバックが入っています。
また、デカい乾燥材も入っており、気が利いている。
私はRZIP(右ジッパー)を購入しました。

ジッパーの位置はこちらになります。
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念の為、掲載。

この”スーパースパイラル”シリーズの特徴は”ストレッチ”仕様。
ダウンが縦横に”伸びる”というものです。

それを実現しているのがこのゴム(表地)。
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この縫目の裏に隠れています。

このゴム入り縫製は裏地にもある。
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実際にこのシェラフに包まれてみると、なるほど伸びる。
このストレッチ性の効果により、シェラフと人との間の隙間が埋められ、保温効果が期待できるとのこと。

横サイズは、バストサイズ100cmオーバーの私にしてみると、ストレッチ性の効果により窮屈感があるにはある。
しかし、保温性能と引き換えと思えばやむを得ない。

なお、このゴムの影響と思われますが、モンベルの”#3”シリーズでは800フィルパワーのダウンを使用しているにも係らず、本シェラフ(620g)が最軽量ではなく、U.L.スパイラルダウンハガー(570g)が最軽量です。
縦サイズについては、身長173cmの私で丁度良い位に感じます。
同シェラフはカタログデータ上、”身長183cmまで対応”となっています。
しかし、身長180cm位の方であれば”ロング”を購入される方が無難かもしれません。

ところで、ダウンの弱点といえば言わずとも知れた”水”。
羽毛が水に濡れることで、フサフサの羽毛はペタペタとなり、最悪、濡れ雑巾と変わらなくなる。
いくら性能の良いシェラフでも、水に濡れれば性能云々すら意味がない。
そんなことで、私の興味の対象はシェラフ本体よりもスタッフバックの防水性能へと移っていく。

スタッフバック本体表地。
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生地をツラツラと眺めてみるにポリウレタン加工がなされているようであり、ツルツルしている。
恐らく防水性は含まれているとは思いますが・・・。

念の為、水に濡らしてみる。
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ほ~。
やはり水を弾く。

次は底面。
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こちらも水を弾く。

では、最後にこのスタッフバックを手袋にしてシャワーをかけてみる。

すぐに水が滲みる・・・。

水が滲みていたのは底面の縫目でした。
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どうやら、この縫目の穴から水が浸入している様子。

なお、本体つなぎ目はこのように処理されています。
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とくにシームテープが張られているわけではない。
しかし、こちらの縫目については水が滲みるは滲みますが、底面よりは大分マシ。
これは、ゴアテックスのスタッフバックに換装しないとダメですかね~。
要検討。

ストレージバック。
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まあ、当然ながら、ストレージバックのサイズはかなり余裕がある。

シェラフを雑に畳んでも、スッポリ入る。
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このシェラフで早く山で寝てみたいな~。

カタログデータ

快適性を実現する伸縮機能を全て搭載し、抜群の暖かさを併せ持ちます。夏の高山から冬の低山キャンプまで一年を通して使えるトータルバランスに優れたモデルです。
【素材】中綿:800フィルパワー・EXグースダウン、撥水加工:ポルカテックス®、表地:バリスティック®エアライト
【総重量】620g(本体重量:600g)※総重量はスタッフバッグも含んだ重量です。
【カラー】バルサム(BASM)/ サンライズレッド(SURD)
【サイズ】R/ZIP / L/ZIP
【収納サイズ】φ14×28cm (3.4L)
【適応身長】身長183cmまで
【快適睡眠温度域】0℃~
【使用可能限界温度】-10℃
【価格】25,500円(税込)(*モンベル「U.L.スーパースパイラルダウンハガー #3」の最新相場はコチラ

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