バリ島「Mt.Agung(アグン山)」(バリ島最高峰)

バリ島といえば!!

碧い空、エメラルドの海、綺麗な砂浜、目を奪われるサンゴ、熱帯特有の蒸し暑さ、混沌とした人混み、道路に溢れるバイクと車・・・。
この島からイメージされるのはこんなところでしょうか?

期末ということで会社がバリ島へ連れて行ってくれるとのことになりました。
私の”バリ島感”は上に挙げたようなもので、サーフィン、ダイブ等しないオヤジの私は喰わない魚を釣る趣味もなく”バリ島へ行ってなにをするか?”これが問題でした。
色々調べていると、”Mt.Agung”に辿りつく。
バリ島に標高3000m超の山が在ることを私は初めて知りました。
知ったが最後、どうしても登ってみたい私は同行のK氏と共にアグン山の山行計画を立ててみる。
荷物をコンパクトにまとめ、ザックに登山道具を突っ込み、勇んでバリ島行の飛行機に乗り込んでみましたが・・・。

バリ島の雨季は11~3月とのことで、事前チェックの天気予報でも旅行中、基本”雨”マーク。
かつ、”ニュピ”と呼ばれるバリ島固有の暦による旧正月が滞在中に絡んでいる。
*ニュピ参考:http://www.bali-his.com/nyepi.html

”ニュピ”当日は外人でも外出禁止で街が静まり返る。

”ニュピ”前日は云わば大晦日みたいなもので、夕方より”プチカーニバル”が全島でもようされ交通機関がマヒしてしまう。
IMG_1386.jpg

ウブドのはずれの濁流。
IMG_1412.jpg
*この沢沿いに道が付いているのですが、粘土質の土でグッチャグチャになっています。上の写真は”渡渉個所”。街近くでも彼方此方で土砂崩れを起こしており、登山道もこうなっていたかも・・・。

”雨季”にしろ”ニュピ”にしろ”そういったものがある”程度の知識しかない私達は”どれほどのものか?”を現地で思い知らされました。
一言で言えば、

”登山どころではない!!”

どうやら”登山”という意味では最悪の時期にバリ島に上陸してしまったようです。

冒頭で”山行計画”等と大げさな表現をいたしましたが、要は現地ツアー会社(日本人経営)の連絡先のコピーを持っただけ。
これは”雨季”ということもあり、せっかくなので天気の良い日を狙って登ろうと考えていた為です。
*といいますか、ツアーをお願いして”断られる”とは夢にも思わなかった。

事前に予約をしなかった為、上に挙げたような現地情報をまったく入手していませんでした。
ニュピ前日、ホテルより現地ツアー会社へ電話してみると雨で登山道がグチャグチャなので”止めておいた方がよろしいんじゃないですか~”とのご返事。
念の為、ホテルのフロントから他のツアー会社に電話してもらったところ、”4月以降に来てくれ”とのご返事。

・・・もう、諦めました。

雨は兎も角、ニュピには敵わない。
バリ島の方々にしてみれば、日本の年末年始の状況にあった様子です。

あ~~~、登りたかったな~

現地でリベンジを誓う!!

Mt.Agung登山情報

以下は私がアグン山山行計画を建てる際、参考にしたサイトです。
*登山ルート等:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-54057.html
*現地日本人経営ツアー会社:http://www.nyomanbalitour.com/

私は現地にて日本人の代表の方携帯電話宛て、直接お話しを伺いました。
丁寧にご対応いただけます。

その他、”ウブド”周辺で多数、アグン山ツアーの看板が貼り出されていました。
*要、英会話能力

バリ島にはアグン山の他、キンタマーニ高原にあるバトゥール山(1717m)が有名です。
何れの山でも麓に登山ガイド協会があり、ガイド連れの登山が基本のようです。
ガイドを連れずに登山をして現地民とトラブルになることもあるようなので、やはり現地ツアー会社に段取りいただくのが無難です。

バリ島「Mt.Agung(アグン山)」(バリ島最高峰)」 に2件のコメント


  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いや~~、お疲れ様でした。
    楽しみにしていた登山も出来なく散々な結果に終わってしまいましたね。
    でもバリ島の良いところも何か有ったんでしょう?また、お聞かせください。


  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    行蔵さん >
    滞在中の天気予報はずっと雨マークが付いていたので、外出も消極的でした。
    雨が降った場合、日本の夏の平地でカッパを着ながらウロツクようなもので、暑くてたまらず、ずぶ濡れになりながらの行動です。
    しかし。
    同行K氏は若き頃、バックパッカーで1年中国~インドを放浪する経験を持つ強者でした。
    タクシーを嫌うK氏に引き連れられ、移動手段はベモ(乗合ワンボックス)に乗り、バイクの後ろにまたがり、それぞれ値引き交渉までして・・・。
    という、刺激の強い旅となりました。
    刺激、強すぎ・・・。
    でも、ちょっとたくましくなったかも?

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください