この”スカルパ「シャルモGTX」”を購入してから早いもので雪山2シーズンこなしました。
今回は、2シーズン経過した後の劣化状況についてご報告いたします。
現在、私のこのシューズの用途は以下のシチュエーションで使用しています。
- 積雪期
- 標高で2500m超
このシューズは基本、私レベルの雪山で使用しており、その他、森林限界を超え、岩場が増える状況では夏でも出番がやってきます。
このシューズは本ブログ開設後に購入したものなので、このシューズを伴った山行回数を数えてみますと・・・。
18回。
1山行時の行動距離が平均12kmとして、延べ行動距離は216kmといったところです。
使用の大半が雪山なので”擦り減る”ような使用はあまりしていません。
そんなことでアッパーについては特筆すべき点はなく、目に付く劣化は見当たらない。
インナー
インナーで”擦れる”といえば踵周辺とベロ周辺でしょうか?
現状は掲載画像のとおりで、分厚いソックスを着用している影響か?特に擦れが目立つ部分は無し。
ソール
ソールはさすがに無傷というわけにはいきません。
拡大
新品時
ブロックのエッジは全て角がとれ、丸みを帯びる。
しかし、ブロック自体が擦り減り、高さが低くなるということはほぼ無し。
ソールで”擦り減る”といえば、当然踵部分。
当然、それなりに擦り減っていますが、その程度は私にしてみれば意外に感じるほど影響は少ない。
外観についてはザッと以上です。
まとめ
スカルパ「シャルモGTX」はゴアテックスの処理構造の影響によりソールの張替えはできないので、その劣化状況は気になるところです。
スカルパ「シャルモGTX」のソール張替えについて
スカルパ「シャルモGTX」のソール張替えは可能です。
ロストアロー様へ直接確認したところシャルモGTXは”中底(アウトソールの上に位置する板状のパーツ)にライニングを貼り付けたタイプ”だそうで、この場合、ソール張替えは可能とご返事いただきました。
情報ご提供いただきました@minitroubler様。
この場を借りて御礼申し上げます。
しかし、現況この状態なら少なくとも後2シーズンは無難にこなしてくれそうな予感です。
昨雪山シーズン中は、丹沢バリエーションルートに執着してコツコツ登っておりましたが、正直なところ装備の限界を感じており、12本爪のアイゼンは必携と思い知らされたシーズンでした。
石井スポーツの店員さんにお話しを伺ったところ、シューズとアイゼンの相性はかなり重要で、シューズ専用アイゼンを買うイメージでした。
あと2シーズンもってくれるなら、シャルモ用アイゼンを買ってみてもいいかな~?
*以前のスカルパ「シャルモGTX」使用経過報告はコチラ → http://100-meizan.com/archives/92/
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スカルパ シャモアGTXのソール張り替えが不可能と解説されているのでびっくりして、株式会社ロストアローのユーザーサポートに問い合わせたところ「シャルモGTXのソール張替は可能です」との返事をいただきました。
すでにご存じかもしれませんが念のためお知らせいたします。
私もシャモアGTXとゼログラビティ65を使い分けている一人です。
よろしくお願いいたします。
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@minitroublerさん>
貴重な情報提供をいただきありがとうございました。
ロストアローに直接ご確認されたとのことなので、恐らく間違いない情報かと思いますが、私がこのように記事を作成した根拠は以下の情報に基づくものです。
*根拠 → http://www.lostarrow.co.jp/support/ti_36.html
ロストアローのテクニカルインフォメーションで公開している情報なのですが、シャルモの場合、この説明でいうところの”(2)ライニングがアッパー内面のみ(靴底除く)にあるタイプ(写真3)”に該当します。
故に”構造上アウトソールの張り替えが出来ません”との説明に従ったまでのことなのです。
シャルモのアウトソール張替えが可能なのであれば、私にしても願ったり叶ったりなので大歓迎な情報なのですが・・・。
連休明けに私もロストアローに確認を入れ、張替え可能であれば記事訂正いたします。