オアフ島へ”GOAL ZERO「ガイド10プラス アドベンチャーキット」”を持ち込んだ際、実際にこの機器を操作しスマートフォンを充電してみました。
その際、併せてこのソーラーパネルの充電能力も確認してみましたので、今回ご報告いたします。
まずは、簡単に機器のご説明から。
”GOAL ZERO「ガイド10プラス アドベンチャーキット」”に含まれるキットとは?大まかに、
- 「ノマド7」と呼ばれるソーラー発電機
- 「ガイド10プラス」と呼ばれるバッテリーパック
の2つで構成されています。
ソーラー発電機である「ノマド7」は、太陽光を浴びて発電しつつ、USBポートを経由して直接スマートフォンの充電が可能な仕様となっています。
そこで今回は、この太陽光パネルはスマートフォン直結で充電に耐えうる発電能力を有しているのか?確認してみたいと思います。
実験場所は”オアフ島”ということで陽射しは強いものの、気温は20℃ちょっとと暑すぎず寒すぎず、かつ陽射しは強いと、ある意味、ソーラーパネルによる充電という意味では最高の環境かもしれません。
そのような環境なので、当然といえば当然なのですが、結論から申し上げますとなんの問題なく充電可能でした。
最初は、大まかな充電状況の確認から。
スマートフォンの充電状況確認に使用したアプリは「Battery View」で、前掲画像はそのモニター画面になります。
ピンク線が”充電”を表しており、当初、充電しつつスマートフォンを弄くっていたので、充電開始間際のグラフは勢いがありません。
グラフのままなのですが、良好に充電していた経緯を見て取ることができます。
次は、同アプリでデータをCSV出力して詳細に見てみる。
*クリックで別ウィンドウ拡大表示可
画像に落書きをしましたが、今回の実験環境においては、充電レベルが0%→100%に至るのに要する時間は”5時間30分40秒”後、と予想することが可能です。
なお、充電したスマートフォンは「docomo SH-02E」で、使用しているリチウムイオン電池の容量は2320mAhです。
言い換えれば、2320mAh充電するのに5時間30分40秒要することになります。
これは例えば、バッテリーパックである「ガイド10プラス」にエネループシリーズ最高容量(2,450mAh/1本)の「HR-3UWXB」を4本セットした場合、延べ容量は9800mAhとなるので、これを充電しようと思うと約23時間強要する、と予想できそうです。
つまり、一日で満充電させるのは無理と思うのですが、リチウムイオン電池とニッケル水素電池の充電効率の違い等、私は電池の素人なので、間違っているかもしれません。
*GOAL ZERO「ガイド10プラス アドベンチャーキット」の概要記事はコチラ:GOAL ZERO「ガイド10プラス アドベンチャーキット」について(概要)
*ガイド10用シリコンスリーブに関する記事はコチラ:GOAL ZERO「ガイド10 シリコンスリーブ」について(概要)