先日登った蓼科山の際、モンベル「チェーンスパイク」を持込み、低温がゴムバンドにあたえる影響を確認しました。
まずは、使用直後の写真から。
2010.12.15(使用2回目 装着時間:概ね4時間半 装着中の気温:-8.8°~-3.2℃)
2010.12.1(使用1回目 装着時間:概ね2時間半 装着中の気温:概ね-1℃前後)
う~ん。どうですかね。
1回目使用と2回目使用とでゴムの広がり方はあまり変わらないようですが・・・
低温の影響により、
- ゴムが凍結することでゴムが硬化して切断
- ゴムが凍結することで伸縮性が失われ定着力の低下
と、いうことが気になっておりました。
結果、”凍結することで~”という意味では問題なさそうです。
特に第二回目の使用は私レベルの登山で考えれば、低温という意味でほぼMAXレベルでしたが、ゴムをマジマジと見ても切れそうな雰囲気はなく、4時間半装着し続けてもずれませんでした。
後の不安材料は
- 長年使用することによってゴムが伸びてしまい、定着力が低下。
- 長年使用することによってゴムが切断。
すること位でしょうか?
ゴムにチェーンを接続する部分のゴム輪っか部分が肉厚的に薄い部分なので、上記1.がやってくる前に上記2.がやってくるような気がします。
現時点では、不安よりも魅力の方が勝っています。
特に今回のコースは、標高2120mの標識時点でようやく雪・氷がちらほらという感じになったのでそこで装着し、結局頂上付近までほとんど土と岩の上を歩くという状況になってしまいましたが、チェーンスパイクの威力炸裂でストレスなく歩行できました。
どちらにしても、”長年使用”の問題は時間がかかりますし、この問題が現実になった場合は追記をさせていただくということで、モンベル「チェーンスパイク」に関する考察は取りあえず最終回とします。