昨、雪山シーズン中のこと。
山と渓谷2011.1号をペラペラとめくっていた私はあるページで目が釘付けになりました。
そのページでは、マウンテンハードウェア「モンキーマンライトジャケット」を紹介している。
ページを読み進めるとこのジャケットの特徴として、バラクラバやネックゲイターの機能を兼ね備えた”オールインワン”とある。
袖口・裾口・脇はポーラテック「パワーストレッチ」を配し、フィット感も良さそう!!
特に濡れやすい袖口に、濡れても不快感の少ないポーラテック「パワーストレッチ」を配しており、”濡れるなら濡れろ!!”と云わんばかりに機能的!!
これ、欲しい~!!
と、更にページを読み進めると価格は金24,150円也。
たっ・・・高っ!!
一気に欲しい気持ちが冷めてしまいました。
思えば、この”パーカー”というカテゴリー。
登山において非常に合理的な衣類と気が付いちゃいました。
登り始めは寒く、体が温まれば暑くなる。
森林限界下ではほぼ無風で、それを超えると風が強くなる。
こんなことは登山ではお約束。
そんな時にパーカーであればジッパーでフロントを開閉することで、温度調節が大胆かつ素早くできる。
フードで防寒と便利この上ない。
そこで最近思いついたのが”マウンテンハードウェア「モンキーマンライトジャケット」”と似て安い物が売っていないか?
探してみると意外にフリース素材の”パーカ”自体がなかなか売っていない。
ようやく見つけたのが”モンベル「クリマプラス100 ウォームアップパーカ」”でした。
表地
裏地
チンガード
サムホール
身頃はフィット感がやや強いもののクリマプラス100の素材の効果である伸縮性により、圧迫感はありません。
ジッパーを最上部まで上げれば”ネックゲイター”・・・。
とまではいかない。
また、フードを被れば”バラクラバ”とまではいきません。
これは、ジッパーがもうちょっと上まで上がれば”ネックゲイター”に成りえると思いますし、フードの口にゴムを仕込むとかもっと伸縮性の高い素材を使えば”バラクラバ”に成りえ、ネックゲイターとしての機能も向上すると思います。
まあ、上記問題を解決しようと思えば24,150円の出費になってしまうので我儘は言えません。
そんなことでミッドレイヤーにパーカーを加えたことについては満足しているのですが、今でも気になるのはマウンテンハードウェア「モンキーマンライトジャケット」。
なんでこんなに高いんでしょうか?
そもそも本国であるアメリカではいくら位で売られているのか気になって調べてみました。
どうやら定価175ドル。
本国においてもなかなか高い。
それにしても、モンベル「クリマプラス100 ウォームアップパーカ」はやはり”似て異なる”パーカーなのか?
上に挙げた私が気になる点を解決するのに、さほどコストが上がるとも思えませんし、もし解決できれば”かなり似て安い”マルチなウェアに変貌すると思うんですよね~。
そんな風に改良されることを期待!!(もう買っちゃいましたが・・・)
カタログデータ
適度な厚みで柔らかく、優れた伸縮性を併せ持つため秋冬を通して多目的に活躍するフーデッドパーカです。シンプルなデザインで、さまざまなシーンで気軽に着用できます。
【素材】クリマプラス®100[ポリエステル]
【平均重量】400g
【特徴】ジッパーつきハンドポケット2個
【価格】5800円(*モンベル「クリマプラス100 ウォームアップパーカ」の最新相場はコチラ)