家族が寝静まった深夜。
一人モゾモゾと布団を抜け出す。
なぜ?かといいますと、これから室内において”ペツル「ミオXP ベルト」”のビームパターンについて確認する為です。
その苦労の証である”ペツル「ミオXP ベルト」”を各モードごとに照射した写真を掲載します。
実験環境は自宅室内。
照射の対象は我が息子の部屋より持ち出した”ティラノサウルス”。
ライトはティラノサウルスより2m離れた場所に設置しています。
で、さっそく照射!!。
1.ワイドアングルレンズ装着状態
・エコノミーモード(35lm)
・最大モード(85lm)
・ブーストモード(150lm)
2.ワイドアングルレンズ非装着
・エコノミーモード(35lm)
・最大モード(85lm)
・ブーストモード(150lm)
3.感想
ペツル「ミオXP ベルト」を装着して深夜の富士山を登りましたので、その使用感等ご報告いたします。
登り始めは、ワイドアングルレンズを装着していたのですが、そのプラスティックのレンズ越し故か?どうも暗い。
30分後にはレンズを外していました。
ワイドアングルレンズを外した前掲の写真では、かなりスポットライト感の強い写真となっていますが、ほのかに足元も明るく、歩行には一切支障はありませんでした。
むしろ、光が遠方まで届くので行く手を確認しやすく、歩行時にワイドアングルレンズは不要との感想を抱きました。
このワイドアングルレンズは、例えばテント内の照明とか、夜間のバーベキューの間接照明とか、停電時の室内照明とか、そんなシチュエーションで威力を発揮するものと思われます。
その他、気になるのが2点ほど。
①ブーストモードは必要か?
前掲の写真のように”ブーストモード”にすると明るくはなります。
そのブーストモードを利用する為には、そのボタンを”押し続ける”必要があります。
かつ、ブーストモードは20秒しか維持されません。
確かに明るくなるのに越したことはないのですが・・・。
私的には”20秒ポッチ明るくなってどうするの?”と思ってしまい、このブーストモードを使用するシチュエーションがイマイチ、イメージできません。
この問題については後継機である「ミオRXP」では解決しています。
そのプログラム機能により照射能力を140ルーメンに設定することができます(「ミオXP」のブースト時は150ルーメン、最大モードで85ルーメン)。
上記知識を有しつつも私が「ミオXP」を選択した理由は、電池を含めたライトの重量が頭に圧し掛かり、頭が締め上げられて痛くなることを恐れた為(私の夜釣りの経験)です。
私的には「ミオRXP ベルト」があれば最強と思うのですが、あいにく販売されておりません。
②電源スイッチの操作性
ペツル「ミオ」シリーズは全て、電源スイッチ周辺にそのスイッチを含め”突起”が4つ有ります。
内訳は、
- 電源スイッチ
- ブーストモードスイッチ
- 誤作動防止の突起
- ストッパー
となります。
電源スイッチ・誤作動防止の爪・ストッパーは場所的に近く、電源スイッチを押してるつもりで誤作動防止の爪やストッパーを押している、と、いうシチュエーションが何度かありました。
夜間及び、頭部に装着して使用するものなのでスイッチを目視できず、余計に気になりました。
しかし、慣れればなんということもありません。
*ペツル「ミオXP ベルト」の概要記事はコチラ → ペツル「ミオXP ベルト」について(概要)