スカルパ「ゼログラビティ65XCR」について(概要)

引退年月:2014.5
使用期間:約3年
引退理由:アウトソールの摩耗・損耗
後継シューズはコチラ → スポルティバ「ボルダーエックスミッドGTX」について(概要)

今ままで”スカルパ「シャルモGTX」”を愛用してきましたが、雪山シーズンも終わり土の上を歩くケースが多くなってきた。
シャルモの場合、ソールがガチガチに固く土の上だとどうも歩きにくい。
私の場合、土の上だとどうしても蹴りだしが強くなってしまうのですが、ソールは曲がらない。
その為、アッパー部分に圧力が加わり、結果、足に圧迫が加わってくる。
”もっと楽に歩けたらな~”と、これから無積雪期本番を迎える前にこの問題を解決すべく、訪れたのが”好日山荘「横浜西口店」。

最も興味あるシューズが「シリオ」。
横浜辺りで「シリオ」を豊富に扱っているのが「好日山荘」。
実際「シリオ」各シリーズを手に持ってみると、予想通り”剛健”な造り。
言い方を変えれば”重い”。
今回は”楽”なシューズが欲しかったので「シリオ」シリーズはやめておく。
足のフィット感優先で店を訪れたので”楽”なシューズというテーマ以外、特に考えのなかった私は店員さんといくつかやり取りをし、結果、購入したのが、スカルパ「ゼログラビティ65XCR」でした。

で、家に帰ってマジマジと見てみる。

靴の詳細については、メーカーホームページをご参照ください。

家に帰って、さっそくスカルパ輸入代理店である「ロストアロー」のホームページで、”スカルパ「ゼログラビティ65XCR」”をチェックしてみると出てくるのは、スカルパ「ゼログラビティ65″GTX”」がでてきて、スカルパ「ゼログラビティ65″XCR”」はでてこない。
どうやらホームページの表記が間違えている様子で、”GTX”でなく”XCR”が正解の様子。
いずれにしてもスカルパ「トレッキング」シリーズ最軽量の614g(#42)。

私がニューシューズに期待する”楽”というテーマを、シャルモと比較で大雑把に言えば、

  1. 当然ながら、手に持った時点で明らかに軽い。
  2. ソールは比較にならないほど柔らかい。
  3. アッパーも柔らかい。
  4. アキレス腱部分が深く切れており、足首の上下運動の妨げにならない。
  5. 安い

と、私の期待を大いに満足させてくれそうな様子です。

で、さっそくシャルモの際、首を傾げることになった重量チェック。

計測する際の靴の状況は、
サイズ:#44(27.9cm)

インソール、靴ひも付き
DSCF0091.jpg 671g

カタログ値の重量は、サイズ:#42(26.7cm)で614g。
#44は約4.5%サイズが大きくなっているので、614gが4.5%重くなったとすれば、641gが妥当なハズ。
やはり、インソールと靴ひもをとらないとカタログ値の重量にはならない様子。
しかし、シャルモと比べれば片足100g以上軽量化でき、楽ちんソールにもなりました。
更にインソールをスーパーフィートに換装し、フィット感が増したゼログラビティを家で履いてみると、靴慣らしが楽しみで、不覚ながらウキウキさせられる。
で、さっそく「三ツ峠山」へ”スカルパ「ゼログラビティ65XCR」”を持ち込み、試し履き。
使用した感想は、ソールが柔らかく、かつ、インソールをスーパーフィートに換装したこともあり、ソールが足裏に吸いつくようなフィット感。

また、シャルモの際に生じたアッパーが足を圧迫することもほとんど無し!


*スカルパ「ゼログラビティ65XCR」の使用経過報告はコチラ → スカルパ「ゼログラビティ65XCR」について(使用経過報告)

カタログデータ

【材質】アッパー:ナイロン/スエード® ライニング:ゴアテックスXCR® ソール:ビブラム・ハイトレイル
【カラー】 メンズ=アンスラサイト、マッド レディ=スモーク、マッド
【ラスト】 メンズ=BA、レディ=LBD
【重 量】 メンズ=614g(#42、1/2ペア) レディ=538g(#38、1/2ペア)
【サイズ】 メンズ=#36~#46(23~29cm) レディ=#36~#40(23~25.5cm)
【価 格】23100円

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