モンベル「クリマエア ジャケット」について(概要)

今回は、最近流行りの起毛されたフリースを買ってみた。

このジャケットに採用されている生地は2種類。

この「クリマエア®」と呼ばれる、起毛され、保温性に富んだフリース。
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及び、「ストレッチ クリマプラス®」と呼ばれる、伸縮性に富んだフリース。
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「クリマエア®」に伸縮性はほとんど無い。
それを補うのが、「ストレッチ クリマプラス®」というわけだ。

この伸縮性の高い素材は、袖口にも採用されている。
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この袖口には”サムホール”が備えられている。
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サムホールを使用するということは、袖口を伸ばすことになる。
しかし、この伸縮性の高い素材のお蔭で袖に窮屈を感じない。

サイドにポケット有り。
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ポケットの袋は薄く、透けた素材が採用されており、

ポケットのジッパーを開ける = ベンチレーション効果

を兼ねている。

裏面。
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画像の如く、裏面も表面同様の起毛素材。
また、内ポケットが左右二ヶ所有り。

一般に、ストレッチ性の高い素材を採用するということは、ウェアを体にフィットさせることを意図していると思われる。
体にフィットさせることで、隙間風が入る余地が少なくなり、保温性が上がる。
また、アンダーウェアと接点が増えることで、アンダーウェアの吸湿拡散効果も上がる。
その意味で、このジャケットの袖口のフィット感は申し分ない。

しかし、腰回りはそうはいかない。
身長173cm、ウエスト80cm前後の私がLサイズを着用すると、腰回りがダブつく。
Mサイズを着用すると、腰回りは問題ないものの、胸回りに窮屈を感じる。

悩んだ挙句、Lサイズを購入した。
もしかしたら胸回りの窮屈感を犠牲にして、Mサイズの方が良かったかも知れない。
裾回りをグルっと一周、「ストレッチ クリマプラス®」で囲ってくれれば、このような問題が生じなかったような気が…。

起毛素材について。
これは、確実に保温性能が上がると思う。

後日、保温性能の確認をとってみたいと思います。

カタログデータ

軽量でありながら、生地表面の長い毛足が空気をたっぷりと蓄えるため大変暖かく、中間着として高いパフォーマンスを発揮するジャケットです。携行時にはコンパクトに折り畳むことが可能。脇と袖口に伸縮素材を用いているため、適度に体にフィットしながらも抜群に動きやすく、運動量の多いアクティビティでも快適に着用していただけます。袖口には、親指を通すことでフィンガーレスグローブのような保温性が得られるサムホールを設けています。

【素材】表地:クリマエア®[ポリエステル] 脇・袖口:ストレッチ クリマプラス®
【平均重量】425g
【カラー】ブラック(BK)/ カクタス(CTS)/ ダークブルー(DKBL)/ パプリカ(PAPRI)
【サイズ】S / M / L / XL
【特徴】 サムホール/コンシール®ジッパー付きポケット3個(ハンドポケット2、左胸1)/ジッパーがあごに当たらない仕様

【価格】8800円(税込)(*モンベル「クリマエア ジャケット」の最新相場はこちら

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